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分かり合えなくてもいいんだ。なぜ分かり合えないかが分かりさえすれば…
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タスポ「申し込む予定はない」が4割超――持たない理由は? より

タスポが導入されて「コンビニでタバコを買う」人をよく見かけるようになったが、実態はどうなっているのだろうか? タスポ導入前は「コンビニ」と「自販機」でタバコを購入する人が多かったが、導入後はコンビニの“1人勝ち”となっているようだ。C-NEWS編集部調べ。

7月に関東や沖縄でタスポ(taspo)が導入され2カ月が経とうとしているが、タスポを所有している人はどの程度いるのだろうか。タスポを「持っている」と「申し込んだが、まだ届いていない」を合わせた割合は33%であることが、C-NEWS編集部の調査で分かった。同社が6月に実施した調査と比べ8ポイント増えたが、「申し込む予定はない」と回答した人は同11ポイント増の43%。約3人に1人はタスポを所有しているものの、“タスポは持たない派”も増えつつあるようだ。

 今後の喫煙について聞いたところ、「タバコを止めようとは思わない」は30%、「できればタバコを止めたい」と答えたのは41%。「できればタバコを止めたい」を男女別で見ると、男性36%に対し女性46%と、女性の方が禁煙をしたいと考えている人が多いようだ。

 インターネットによる調査で、20~59歳の男女1000人(男女500人ずつ)が回答した。関東(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨)または沖縄県に在住し、喫煙している人が対象。調査期間は8月1日から8月3日まで。


タスポを持たない理由「申し込みが面倒」がトップ

 タスポが導入される前、どこでタバコを購入していた人が多いのだろうか。最も頻繁に利用していたのは「自動販売機」(47%)で、次いで「コンビニエンスストア」(32%)だった。しかしタスポ導入後は「コンビニエンスストア」(57%)が最も多く、「自動販売機」(15%)を利用する人は大幅に減少した。


 タスポが導入されたにも関わらず、「持たない」といった人はどのような理由があるのだろうか。最も多かったのは「申し込みが面倒だから」で 70%、以下「自動販売機以外で買えばよいと思うから」(60%)、「カードを持ち歩くのが面倒だから」「カードに顔写真が載るのが嫌だから」「登録の際に個人情報を提供したくないから」(いずれも31%)と続いた。6月の調査では「自動販売機以外で買えばよいと思うから」が1位で、「申し込みが面倒」が 2位だったが、8月の調査では1位と2位が逆転した。

タスポ導入を機にタバコ自動販売機の深夜販売(23時~翌5時)再開が検討されているが、このことについては賛成32%、反対23%と賛成派が1割ほど上回った。賛成の理由として「便利」「タスポがあれば年齢確認ができる」などが多かったが、反対の理由は「わざわざ再開しなくてもいい」「未成年者が購入しやすくなる」「そもそも自動販売機が不要」といった声が目立った。


文科省が繰り出す教育政策はたいてい「ことごとく裏目に出る」が、このタスポ関連の現象も、これに類似した現象だと思う。

私が注目した理由は以下である。

> 「自動販売機以外で買えばよいと思うから」(60%)


「申し込みが面倒だから」、「カードを持ち歩くのが面倒だから」、「カードに顔写真が載るのが嫌だから」「登録の際に個人情報を提供したくないから」、これらはすべて、主体が不快要因を意識的に感知し、それに対する回避行動の結果として、タスポを持っていない、という実状に至っているのに対し、「自動販売機以外で買えばよいと思うから」は、不快要因を意識的に感知していない。

「へー、これから自販機でタバコ買うにはタスポが必須なんだ。ふーん。じゃあ自販機以外で買うか。」

この思考過程のどこにも、

「えー、自販機で買うためにはタスポが必須? 冗談じゃねえ! なんでタバコ買うだけで個人情報提供しなきゃなんねーんだよ」

とか

「また持ち歩くカードが一つ増えるじゃないか! ただでさえ財布の中のカードが多すぎてウンザリしているのに、これ以上増えるなんてたまったモンじゃない!」

などという、「怒りの言葉」は見えない。

この人たちは、怒ることすらも面倒なのである。面倒がることすら面倒なのである。



通勤に使いやすい道が2つあったとする。

どちらも同じくらい使いやすいから、今まではずっと、半々くらいの確率で使い分けてきた。

ところがある日突然、一方の道は、有料道路になった。或いは、やーさんの事務所ができた。

普通の人はどうするだろう。

その道を使わないだけなのではないだろうか。



ちょっと前に、北朝鮮への経済制裁をするか否かがマスメディアで騒がれた。

しかし、日本が経済制裁をしても、他の力ある誰かが一人でも手をさしのべさえすれば、日本がくだす経済制裁の意味はほとんど無効化するのである。

心臓のバイパス手術というのがある。

通常使われている血管が何らかの理由で機能不全となったので、別のルートをこしらえなくちゃいけなくなったときにする手術らしい。

でも、そんな手術をしないといけないほどやばい状態でなくとも、われわれの身体においては、「Aという道が使えないから、類似する機能と利便性を持つBという道で代用する」なんてことは、よく行われていることかと思う。

或いは、山のてっぺんから水を注いで、水がどういうルートをたどって海に流れ落ちるかを精細に観察してみればよろしい。

すべてのルートを絶てば、確かに、いくら時間が経過しても水が海に至らない、という風にすることができるかもしれないが、逆に、一つでも有効なルートが残っていれば、必ず水はそこを見つけ出して(←擬人化注意)、そこを通って海に流れ落ちる。



タスポは謎が多い。

文科省の政策も、同じくらい謎が多い。

ほんとうに自分たちの政策を実現させる意思があるのならば、「一つでも有効なルートが残っていさえすれば、自分たちのもくろみは、もろくも崩れ去る」というこの、水からすら学べる普遍性の高い事実に対して無関心でいられるはずがないと思うのだが。

タスポにしても文科省にしても、このような事実に対する関心を組織的に看過してしまいうるだけの何かが構造的に機能し続けていると見るよりほかに、私はくだすべき判断を持たないように感じる(←なんだこのまわりくどい表現w)。
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