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分かり合えなくてもいいんだ。なぜ分かり合えないかが分かりさえすれば…
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http://blog.pasonatech.co.jp/yokota/199/7186.html より
未来の若者を食い物にするために子供のうちから携帯とネットを取り上げろ!(この文章は皮肉ですよ。)

2008.05.19
 政府の教育再生懇談会が「小中学生に携帯電話持たせるな」と提言をしたらしい。最近では携帯電話に限らず、小中学生にネットを使わせないようにするという声もチラホラと聞こえてくる。

 これは素晴らしい提案だ。なぜなら、我々が未来の若者に「食い物」にできるチャンスが増えるからだ。子供時はともかく、大人になれば彼らはネットや携帯電話に触れることになる。彼らがネットや携帯電話の情報に触れるのは初めてのことになるだろうから、彼らが何が本当で何が偽物の情報かを判断するのは難しいと思われる。そのよえな彼らを、スパムやネット詐欺を企む人間がほっとくはずがない。はじめて、ネットや携帯電話触れる「若者」はたちまち彼らの餌食になってしまうだろう。

 さらに、情報の収集方法や加工技術もネットが使えないのだから、前の世代(今の私たち)に比べて圧倒的に低いだろう。我々の世代は、インターネットや携帯電話の利用方法について、海外の国には抜かれかねしれないが、下の世代に抜かれることは無いだろう。

 逆に一番怖いのは、小中学生のうちに携帯電話やインターネットに対しての教育を行うことだ。時間はかかるが、携帯電話やインターネットの使い方を教育していけば、我々の世代など簡単に追い越してしまうのでは無いかと思われる。

 携帯電話にしろインターネットにしろ、子供のうちに触れなくとも、将来的には触れることになる。それだったら「全部取り上げる」のではなく、適切な利用方法を教えていった方が、後々の彼らの知識や経験となる。単に機器を与えるのを遅くするだけでは、単にスパマーやネット詐欺の犠牲者を増やし、上の年代よりもスキルの低い人間を量産するだけでは無いかと思う。

投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2008.05.19 09:00


ITリテラシーに限らず、子どもたちを一般世間から隔離しておくことの重要性を説く教育関係者は多い。
その理由もいろいろあると思う。

親が子どもの教育機会を奪ってしまうことを回避するため、とか。
子どものうちはもっと他にすることがある、とかね。

藤原正彦氏は、「一に国語、二に国語、三四がなくて五に算数(数学)、あとは十以下」とずっと言い続けておられるそうだが、たしかにそういう意味で見れば、人間教育においてともすれば最も重要なこの読み書きそろばんに割かれる時間が圧迫されることは、ともすれば国家的危機とも言える事態をゆくゆくは意味することになるのかもしれない。
氏の「祖国とは国語」という言葉もそれを象徴しているだろう。

ところで、小中学生のうちにネットを学んでいない、イコール、ITを生業をする企業が彼らを食い物にできる、という理屈は、私は最初は「そうかも」と思ったけれども、やっぱりちょっと無理があると思う。

言うまでもなく世の中は日進月歩である。
昨日無い技術が今日は誕生し、明日にはインフラが整い、明後日には大規模に普及活動がおこなわれ、その次の日には大半の人々がその技術を曲がりなりにも我がものにする。
新技術の習得に遅れた者は、ともすれば世の中から置いてきぼりを食らい、ともすれば世の中において非常に騙されやすい位置取りに立たされてしまう確率が高いのかもしれない。
けれども、だからと言って、「新技術の習得に遅れまいとし、その習得に懸命になることこそが、騙されやすい位置取りに立たされてしまう確率を低めることになる」という物語を信じることは私は危険だと思う。
というのは、そういう物語を信じている人間を効率的に騙す方法を提示することは可能だからである。
そういう物語を信じている人間を騙すには、その者がまだ当該新技術の習得のある程度の完了を自覚しないうちから、次々とさらなる新技術をその者の眼界に放り込めばよいのだ。

「騙されない技術」というのは、技術や知識それ自体には宿っていない。
「騙されない技術」というのは、要は人間を見通す力そのものを糧として湧き上がってくるものだ。
そしてその人間を見通す力というのは、読み書きそろばんを筆頭とする基本的な学習によって触発される人間的な根幹に端を発する力なのである。
なんだか大仰な言い方になってしまっているが、要するにはそういうことだと思う。

だから私は、読み書きそろばんや、身体を使ってはしゃぎまわり思い切り世界を五感で感じ取ることや、さまざまな種類の人間とコミュニケーションを図ることと言った、義務教育の過程でやるべき最も重要なことをしっかりやってさえいれば、義務教育終了後に初めてネットというものに触れ始めたからと言って、すぐさまに営利一辺倒の企業の餌食になってしまうことはないだろうと思う。
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