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分かり合えなくてもいいんだ。なぜ分かり合えないかが分かりさえすれば…
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前回の続き。
英語のセンター試験指導はマトモ より

長文は、問いを先に読め、等と言うことはあるけど、でも、「捨てろ」なんて口が裂けても言わない。

捨てるっていうのは、つまり、捨てた内容に関して自分は一生学ぶつもりはないという意思表明だから、それを教育とは言わないということか。
それなら分かる。

そもそも、入試選抜なんてものは、全員が、「捨てるなんてことをしない」で評価された結果に基づいて合格不合格が決まるほうが、学校側にとっても生徒側にとってもありがたいものさ。
だからほんとうは、「捨ててまで合格したいのかよ!」って言われた時点で、「私は捨ててまで合格したくありません。」ときっぱり言い切るべきなんだな。
でも、生徒および親の中には、そう言い切らないことを選ぶ人たちが少なからずいる。
むしろ逆を望む。
「なにがなんでも合格したい!」
「どんなこざかしい手を使ってでも合格したい!」
そう、心底望む。
それにこんな問題もある。
「もし、ライバルがこざかしい手を使い、自分は使わなかった結果、ライバルは合格し自分は不合格ということにでもなってみろ。やりきれないではないか。」と。

一つ断っておくが、受験指導業界の多くは、合格・不合格後のケアまで面倒みてくれない。
彼らはあくまで、合格・不合格が人生における最重要項目であるかのように言い立てる。
それは少なくとも、塾側にとっては間違いではない。
しかし、生徒側にとっては、かならずしもそうではない。
かならずしもそうではないばかりか、むしろ、そうではない可能性のほうが圧倒的に高いのである。

小賢しい手というのは要するに諸刃の剣である。
たとえて言うならそれは、「使うごとに自分の寿命が少しずつ縮まっていく」悪魔との契約の上に成立する手段とでも言うべきものである。
使う=悪魔と契約した と見なされるのである。

もし、入試選抜において、隣の成績が同じくらいのライバルが、小賢しい手段を使う可能性がある場合に、自分は使わないことを約束できるだろうか。
受験生たちは、こういう意味においても、日々試されているのである。


さて、ところで、塾というのは何も受験生のためばかりにあるわけではない。
授業についていけない子をフォローする補習型の塾においても、試験対策問題というのは重要項目である。
そういう塾においては、試験対策問題を使わないというのは非常に難しい。
「やればできる」ことを体験させずして彼らに学習を継続させることはとても困難だからである。
ご案内の通り、勉強とは、いつもいつも「やればできる」わけではない。
やってもできないとき、人はやらないという選択をしがちだ。
私は、「やってもできない、それでもやらないといけない」ということを教えるのは、できの悪い生徒に対してであれ、できのいい生徒に対してであれ、同程度に困難だろうと予測する。
できのいい生徒は「やればできる」から(というか、やればできた生徒のことをできのいい生徒と呼ぶのである)、そういう問題にぶち当たらないだけである。
ほんとうは、できのいい生徒も、自分の天井にぶつかって、やってもできないという体験をしておくべきなのだろうけれど、残念ながら、多くの公立校では、そこまで手が回らないことが多いらしい。




私は塾が嫌いである。(ケンカを売ってるつもりはない。)

塾が嫌いなんじゃなくて、小賢しい手段を以て教育と名乗っていることが嫌いなんだと思う。
そう言わないと誤解を受けると思う。
学校の先生のなかにも、事前に自分がつくった予想問題を配ったり、あるいは、試験勉強は、これをやればいい、ということを堂々と告知する先生もいる。
そういう学校の先生たちも、おそらくは嫌悪の対象だろう。
ま、こう言うと「細かいところは推測したまえ」とくるから、手に負えないんだけれどもね(笑)。
ブログというのは、法的には出版物に準じる扱いだということを自覚された上での行ないであるのならば、わたしはもうこれ以上言わないさ。
そう思えないから、一々指摘するのよ。
最近は2chでさえ、名誉毀損的なことを書いたら書き込みもとを調べ上げられて責任を問われるのだ。
いわんやブログをか。
塾の先生を敵に回してなんのうまみがあろうか。
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