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分かり合えなくてもいいんだ。なぜ分かり合えないかが分かりさえすれば…
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勉強ができるようになるためには次の2つの能力が必要だ。

情報を聞き漏らさない能力」と「どこが重要なのか、どこか枝葉でどこが根幹なのかが分かる能力」だ。

うん。


一方で、この2つの能力は、本質的には独立しているわけではなく、互いに補完的であるとも言える。

なぜなら、どこが重要であるかが分かっていれば、どこが聞き漏らして良く、どこは聞き漏らしたらまずいかが分かるので、非常にラクに聞くことができる、ということがあるからだ。

だから、ことは、「どこが重要であるかが分かることが重要だ」という話になるのだけれども、

一方で、その「どこが重要であるのか」を天下り的に先生から教えてもらうだけでは全然学力というのは向上しなくて、その「どこが重要であるのか」を自分で見つけてこそ、学力というものは向上するものだと思うんだ。

んで、じゃあ、どうすれば、「どこが重要であるのか」を自分で発見できるようになるのか、っつーところに話は行き着くわけだけれども、そのためには、まずは、少なくとも万人向けのアドバイスとしては、「情報を聞き漏らさない能力」ってのが、必要になってくるんじゃないかなって思うんだ。

「どこが重要かを自分で発見できることが一番大切」っていうのは、正論だけれども、そのためにはどうすればいいかということをこの言明は一言も言っていない。だから、この言明だけを話すと、結局、「分かる奴は最初から分かってるし、分からない奴はずっと分からないまま」っていう不幸な状態を助長することにもなりかねない。これは、不幸だ。

一方、「情報を聞き漏らさないことが大切」ってのは、どういうふうに頑張ればいいかっていうことの非常にわかりやすいアドバイスになってる。

どこが重要かが分かるためには、少なくとも、そのために必要な情報が欠けていては判断できないわけだし、標準的な初学者がまず最初にやるべきことというのは、自分の頭で考えることよりも、自分の頭で考えられるに足るだけの情報を揃えることなわけでして。

そういう意味で、「俺の言うことを一言も聞き漏らすな。たとえそれがどんなに脱線っぽく思えたとしてもだ。」というアドバイスは、初学者に対するアドバイスとしては非常に理にかなってる。

これをちゃんとやりまくると、だんだんと、「どこが枝葉でどこが根幹なのか」が分かってくるようになる(もちろん、情報が揃っていても、自分で考えることをしない人のもとには、「分かってくる」という現象は訪れないが。)。

そうすると、もう以前のように、全部聞くためのコストというものをそれほど割かなくてもよくなってくる。すると、そうやって節約した分のリソースを、考えるほうに回すことができるので、ますます、その分野の本質に切り込んでいくことがやりやすくなってくる。あることが分かってくるってことには、多分にそういうインフレ的な側面はあると思うんだ。

こうなってくると、その次に起こってくることは、「その分野を自分でつくっていくことができるようになる」ということだと思うんだ。その分野での先読みができる奴、学校の授業で言えば、先生が次になにを言うかが分かる奴ってのは、結局そういうことでしょ?


もちろん、すごく素質がある奴、つまり、その分野特有の理解の仕方というものに、あらかじめ身体がセッティングされている奴というのは、こういう、万人向けのステップというのは踏む必要がないんだけれども、少なくとも、万人向けの教育の方法論ということを考えた場合には、まずもって重要なことは、「俺の言うことを一言も聞き逃すな」ということに集約されてくるんではないかなって、思うんですね。


追加:

実は、この2つの能力以外に、「感情移入能力」ってのが、補完的あるいは独立的に存在していて、この能力がありまくると、非常にいろいろな分野の勉強がしやすくなる、ってことは、多分にあると思う。もっとも、じゃあその「感情移入能力」がどうやったら育つのかっていうのは、まあ、実際にそれをやりまくるしかないのかなあ、とは思うわけですけれども(いわゆる「相手の気持ちになってみる」というやつですね。)。

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